早稲田周辺で夏目漱石巡り

こんにちは!例年になく暑い今年の夏、読者の皆さんはいかがお過ごしでしょうか?筆者は冷房が効いた部屋で読書というあまり夏らしくない夏を過ごしています。しかーし!!!筆者も一応、夏は意識しているんです。というのも、筆者の今の愛読書は『夏目漱石全集』です。皆さん、気がつきましたか?そう、「夏」目漱石ですよ。これほど夏に読むのにぴったりな作家はいないと思いませんか?(筆者の個人的意見です)
とはいえ、筆者が夏目漱石を読んでいる理由はこれだけではありません。夏目漱石はこの早稲田の地にとてもゆかりのある作家なのです。そこで今回のコラムでは、早稲田周辺の夏目漱石に関係するスポットについて紹介したいと思います。前置きが長くなりましたが、筆者の夏目漱石巡りレポートに少々お付き合い下さい。

まず向かったのは、夏目漱石生誕の地。現在、生家の跡地は飲食店になっており、その横に石碑が建っています。なんと、生誕の地があるのは早稲田大学のすぐそば。地下鉄東西線早稲田駅2番出口を出て左に曲がるとその石碑が見えます。こんなにも近くに生家跡があったとは!!びっくりしました!

そして、生家跡の石碑がある通り。上り坂になっています。その名も「夏目坂」。もう名前から分かりますね。この坂も夏目漱石にゆかりのあるものです。しかし、漱石本人という訳ではなく、地元の名主であった漱石の父親にちなんでつけられた名前だそうです。

夏目坂を上り、交差点を左に曲がり、さらに路地の中に入って行きます。すると何やら綺麗な建物が見えてきました。この建物こそ今回の最終目的地、漱石山房記念館です。ここには以前、漱石が晩年の作品を執筆し、最期を迎えた住居(山房)がありました。その跡地に昨年、記念館が造られオープンしたそうです。ワセマガコラムでも、昨年のオープン時に紹介しました。

館内には、夏目漱石の一生、作品の紹介、書斎の再現など様々な展示がありました。筆者は特に、生原稿の展示に大興奮してしまいました!また、昔の夏目坂周辺の地図など興味深い史料も展示してあります。さらに、9月9日(日)までは「《通常展》テーマ展示「夏目漱石」を知らないキミたちへ」が開催されています。夏目漱石の作品を読んだことがない人でも夏目漱石の世界観が分かるような展示でした。ぜひ期間内に一度足を運んでみて下さい。

記念館の隣には、漱石公園があります。涼しい日にはここで読書をするのもいいですね〜。

まだまだ暑い夏が続きますが、そんな暑い季節だからこそ、涼しい部屋で夏目漱石の作品を読んでみてはいかがでしょうか?きっとお気に入りの作品が見つかると思います。そして、漱石ゆかりの地を巡って早稲田周辺を歩いてみるのもオススメです。その際には熱中症にならないようにくれぐれも注意してくださいね!

筆者 ばな子
早稲田大学文学部1年
早稲田大学公認サークル
まっちワークグループ早稲田